みやぎ「赤旗」自然・山愛好会


     お出かけ日和                             

 

 平野で30を超すという予報を聞いていたたまれず、急きょ6月1日1人でしたが大東岳周回コースを歩いてきました。

 入会前はよく1人で登ったのですが、久しぶりということで踏みしめて登っていましたが、感触がよみがえり自ずと早足になっていました。でも帰りは裏コース、雨滝など楽しみながら下山しました。

 朝7時10分入山届を済ませて登山口を出発(すでに8台の車が駐車)。

 止むことのない春セミの鳴き声を聞きながら雪融けで沢は増水しているだろうと思いながら歩いていると全くその心配もなく順調に歩けました。

 新緑の木洩れ陽、心地よい風を受け、虫も意外に少なく「いいんじゃない」なんて。

 すると下山の人が3組いたり・・・・・。時間は遅くないのに「どうして?」と一人のひとに声をかけると(大)沢の雪がぬかるんでいるかどうか心配でということでした。

 山頂で1組、裏を下りる人がいたので選択を迷っていた私も決めました。その場に初めて大東岳に登ったという若者がいたのですが私が展望の良いところ(通称、いつものところ)で白い月山・遠くにこれまた白い朝日連峰を眺めているとその彼が追いついてきて同行したいということで最後まで一緒に下りることになりました。(彼は地図を持たず[宮城の山]を携えていたので)

弥吉ころばしを下り着くと一面に雪渓が約100メートル。固雪を歩き終えると予想外の二輪草の群落に感激。「こんなところにあったんだ」とこの時季に来てよかったとしみじみ思いました。

桶の沢、迂回路のアップダウンを過ぎ、40分のダラダラ道を歩いて13時40分到着。約13k、飲み物1.5リットル、楽しかった。帰り道温泉で汗を流しました。


 

 * 山頂でもう1組初めての大東岳で地図を持たない人がいましたがやはり持参して欲しい・・・切なる願い


   

                                               (2014年6月7日 中山美和子